以前、子供ととある公園に行ったときの話です。
こういうのが置いてあります。僕は全然鉄道に詳しくないのですが、なんでも結構貴重な車両のようで…野ざらしでボロボロですが。
で、この公園、子供たちへの交通安全教育のために敷地内にゴーカートコースがあり乗ることができるのです。
僕も子供の頃に乗った記憶があります。
ゴーカートに乗って…
こんな感じの模擬道路を走ります。信号などもちゃんと青赤黄色で切り替わります。赤の時は当然停車しなければなりません。あと公園内なので他の利用者が横切ったりするのでその時も当然歩行者優先で停車します。
もちろんバナナを投げたりはしません。
で、ちょっと気になることがあったのです。それは…
最初に交通ルールについての2~3分程度の講習を受けるのです。まぁ「この標識なに~?」とか「信号が赤の時はどうするの?」などごく簡単なものです。で、横断歩道の渡り方も教わります。といっても既に保育園で習ってるので手を上げることは理解してます。
で、講習してる(シルバー人材センター的な)じっちゃんに「横断歩道はどうやってわたる?」と聞かれ息子は勢いよく「手を上げて渡るー!!」と答えて手を上げました。
左手を。
そうです。うちの子はナチュラルボーンレフトハンドユーザーなのです。
だから当たり前のようにごく自然に左手を上げました。
(ちなみに保育園に通うようになってから矯正されるのか右手も使えるようになってます)
そうしたらですよ。
じっちゃんが「左手じゃないよ!右手を上げて!」と喚き、慌てて息子は右手を上げていました。
で、思ったんだけど、左手上げたら何でアカンの?
いや、車は左側通行だから右手上げた方が見えやすいっていうのは分かりますよ?でもそもそも横断歩道で渡りそうにしている人がいるなら、ドライバーは気づいて停まるでしょ。(停まらない人は知りませんが)そう考えると右手も左手もそんなに見えやすさは変わらないのでは…少なくとも左手上げたことを注意されるほどのことではないと思うんだよなぁ。
一瞬のことだったので、少し離れてみてた僕は息子に声かけることはできなかったけど、ナチュラルボーンレフトハンドユーザーは大変だなぁと思いました。と、同時に別に左手上げていいんだよと後で言おうと思いました。
まぁあのじっちゃんからしたらナチュラルボーンレフトハンドユーザーがその場にいることは想定外だったのだろうけど、それやこれやを含めて人と違うっていうのはなかなかに不便があるのだなと改めて感じました。
なんちゃない話です。