なんだそれ。
以前参政党に所属していた人間が「メロンパンを一個食べて翌日に死んだ人がいます」との発言をしていた。
なんだそれ。
メロンパンをのどに詰まらせたのか…?乳幼児か高齢者か。メロンパン殺人事件。
しかし実際は小麦製品を目の敵にする(ただし参政党関係者はピザやカレーが大好きなようでよく写真をSNSにあげている)なかでの発言の一つのようである。
菓子パンを食べすぎると健康に良くないというのはよく聞く話である。またグルテンフリーで体のパフォーマンスが上がるというのも聞いたことがある。しかしながら参政党の小麦に関する主張は全く賛同できない。いわく戦前には小麦の粉もの文化はなかったという。いや、うどん!!まんじゅうこわいとか知らないのだろうか…。日本の文化を全く知らない人たちが日本の伝統がどうのこうの言っているのはギャグで片づけるのはよろしくないだろう。そして小麦食文化によって日本に癌という病気が広まってしまったとも言っている。
このあたりの妄言についてはまた別に改めて書きたい。今回はメロンパン殺人事件についてだ。
体に悪い菓子パンの象徴としてメロンパンといったのだろうが、メロンパンにとっては風評被害も甚だしい。しかしなぜメロンパンなのだろうか。
たとえばアンパン。菓子パンのキングと言えばアンパンだろう。なぜアンパンではなくてメロンパンが選ばれたのか。アンパンは日本発祥で中身は日本伝統のあんこである。似非保守を気取る存在としてはターゲットにしにくいと判断したのではないか。
では菓子パンのオールドスクールの代表格クリームパンはどうだろうか。クリームパンも日本発祥だそうだ。
クリームパン - Wikipedia
やはり日本発祥のものは目の敵にしにくいのだろうか。そもそもクリームパンだとキャラが少し弱い気がする。国民的アニメであるアンパンマンでもクリームパンはサブキャラである。なんかちっさい小僧だよね。
そしてメロンパンだ。メロンパンの起源については諸説ある。日本だとする説もあるが外国起源の説も結構ある。
メロンパン - Wikipedia
このあたりがメロンパンが狙われた真相ではないか。あとアンパンマンではメロンパンナという主要キャラクターでしかも女の子だ。女性蔑視の参政党らしいぜまったく。
しかし小麦食に警鐘を唱えるのであれば最もやり玉に挙げるのにふさわしいパンがあることに気がついた。それはカレーパンである。中身のカレーも材料に小麦粉を含んでいる。さらに油で揚げているから高カロリーでヘルシーとは言えない。しかし…よく考えたら参政党関係者はカレーの写真をSNSにあげている。そうカレーパンは美味いのだ。美味すぎるから排除できない。カラッと揚げられた香ばしい香り、中身は甘めのカレーでも良いし本格風のカレーもいいものだ。僕は具材にはそれほどこだわりはない。大切なのはルーだ。パンで包むことを考えるとルーは粘度の高いほうが良い。形はやはり丸いのがよい。外側にまぶしているパン粉がカリッと鳴る。そしてサクサクの生地に踏み込むとジュワっと脂とパンの香ばしさが舌と鼻腔を刺激する。そしていよいよルーの登場だ…。
まあ考えたらカレーも国民食だし敵に回すのは危険だと判断したのだろう。結果やり玉にあがったのがメロンパンなのである。メロンパンに対する風評被害この上ないのだけれどもそもそもメロンパン食べて翌日に死んだなんて言うのはおかしな話で死因がメロンパンとは一言も言ってないという言い訳の余地を残しながらなんかよくわからない「怖い」という思いだけを周囲に伝える。特に参政党の周りは変なカルトやマルチまがいの人脈が多いようである。そういう人の不安に付け込むトークスキルが高いのだろう。
そしてそういうのに騙される層というのは一定数いるんだよね。今年の夏は暑いと言われているがこれほどリテラシーの低い日本に対して寒々しい思いを僕は抱えている。